3歳からの旅育
世界の名画をめぐる?世界遺産と紅葉のコラボ!子連れ秋旅
【中国・四国エリア】
秋旅特集第5弾は、2015年、子どもと行きたい秋の中国・四国地方のスポット。11月になり、秋も深まってきました。瀬戸内海に面した地域は温暖な気候で、親子でのんびりと観光列車や温泉を楽しむのにいいシーズン。お気に入りを見つけてお出かけください。
親子で瀬戸内を楽しむ!観光列車「瀬戸内マリンビュー」(広島県)
広島駅から三原駅まで、瀬戸内海沿いを走る観光列車「瀬戸内マリンビュー」。船をイメージした車内は、木調のインテリアに丸窓があり、情緒たっぷり。特に指定席は、海を臨むソファ席でゆったりくつろげます。沿線には、パパが喜びそうな「大和ミュージアム」や、珍しい潜水艦の中を探検できて、お子さんにおススメの「てつのくじら」などがある「呉」、NHKの朝の連ドラの舞台になった「竹原」なども。ランチには広島焼きを頂くのもいいですね。
【データ】JRおでかけネット~瀬戸内マリンビュー
HP:https://www.jr-odekake.net/train/marineview/
家族で世界の名画をめぐる「大塚国際美術館」(徳島県)
芸術の秋を親子で楽しむなら、色褪せない陶板により名画を再現した大塚国際美術館がおススメです。ママやパパも良く知っている名画が、原寸大で焼き付けられていて、日本にいながら世界中のアートに触れることができます。またシスティーナ礼拝堂やスクロヴェーニ礼拝堂は、天井画や壁画など空間そのものが再現されていて、その地へ旅をしている気分に。館内は撮影もできるので、お子さんと名画のツーショット、あるいはお子さんにカメラを持たせて気に入った写真を撮ったりというのも旅育になります。
【データ】大塚国際美術館(徳島県)
HP: http://o-museum.or.jp/
子ども用の浴衣もかわいい!「道後温泉本館」(愛媛県)
道後といえば言わずと知れた温泉地。実は「日本書紀」にも登場する、日本最古の温泉です。その温泉街の中心にあるのが日帰りで利用できる「道後温泉本館」。明治27年に建てられ、今年で120年。歴史ある佇まいの本館は今も現役で、入浴や休憩ができます。休憩をお願いすると浴衣が貸し出され、坊ちゃん団子とお茶のサービスが。浴衣は子ども用もあって、ちょっとタイムスリップしたみたいな気分が味わえます。親子で古の技術が光る建物と道後のお湯をのんびり楽しんでみてはいかが?
【データ】道後温泉本館(愛媛県)
HP:http://www.dogo.or.jp/pc/about/
世界遺産&紅葉を親子で満喫「宮島・紅葉谷公園」(広島県)
広島県の宮島と言えば、世界遺産の厳島神社を思い出される方も多いでしょう。お子さんと一緒なら、海に浮かぶ鳥居に注目。海の満干により、異なる景色が楽しめるので、行きと帰りにチェックしてみるといいでしょう。そして厳島神社の背後には紅葉の名所「紅葉谷公園」があり、途中は鹿もいて、散策におススメ。ロープウェーで弥山に昇ることもでき、瀬戸内海を望む空中散歩が楽しめます。宮島へは、短い船の旅でのアクセスになり、これもお子さんにとっては、楽しい思い出になるはず。
「宮島・紅葉谷公園」(広島県)
HP:http://www.miyajima-wch.jp/
2015年、中国・四国エリアの紅葉は?
小豆島の寒霞渓や、広島県宮島の紅葉谷公園など瀬戸内海に面した地域は、11月中旬ごろが見頃です。四国地方は11月下旬にかけて楽しめる所もありますが、日本海側は、そろそろ見頃を過ぎて冬支度に入る所もが多いようです。『全国観るなび~(公)日本観光振興協会運営』なら、各地の紅葉スポットや見頃、また色づき情報も週一回更新があるので便利です。
【データ】全国観るなび~(公)日本観光振興協会運営
HP:http://www.nihon-kankou.or.jp/kouyou/
著者
- 旅行ジャーナリスト 村田和子
- 1969年生まれ、1児の母。新聞・雑誌・テレビ等で、消費者目線で役立つ情報を提供し、旅行サイトや宿のアドバイザーとしても活躍。2011年、子連れで47都道府県を制覇した経験から、家族旅行を応援するサイト「家族deたびいく」の運営開始。2013年、子どもの成長と家族の絆を深める「村田和子式 親子の旅育メソッド」を発表。家族旅行のスペシャリスト。