赤ちゃん・子連れ旅行のHow To記事

3歳からの旅育

親子で神戸アートイベント、京都・奈良で紅葉を楽しむ【関西地方】

親子で神戸アートイベント、京都・奈良で紅葉を楽しむ【関西地方】

秋旅特集第4弾は、子どもと行きたい秋の関西地方のスポット。アートに染まるお洒落な街?それとも鹿と戯れながら紅葉を愛でる?

親子で乗りたい!紅葉のトンネルに手が届きそう~「嵯峨野トロッコ列車」(京都府)

親子で乗りたい!紅葉のトンネルに手が届きそう~「嵯峨野トロッコ列車」(京都府)

京都駅からJRで快速なら12分で嵯峨嵐山駅へ到着。ここからトロッコの始発駅「嵯峨野駅」まで歩いてアクセスできます。嵯峨野トロッコ列車は亀岡まで7.3キロを25分で走る観光列車。瑠璃色の保津川沿いを走れば、保津川下りの船やラフティングをしている人などもいて、手を振ったりと子どももご機嫌♪ 
秋には一帯の紅葉はもちろん、線路の上にトンネルのようになった木々の紅葉も楽しめます。また12月6日まで、夕方から沿線のライトアップを実施。昼とは違う夜の紅葉も楽しめます。紅葉の秋と桜のシーズンは混雑するので、予め予約しておく方がいいでしょう。

【データ】嵯峨野トロッコ列車(京都府)
HP:http://www.sagano-kanko.co.jp/index.html

アートに染まる神戸の街を親子で楽しむ~「神戸ビエンナーレ」(兵庫県)

お洒落な街として女性に人気の神戸。現在、今年で第5回を迎える「神戸ビエンナーレ」が開催され、市内各所の会場で作品を見ることができます。テーマは「港で出会う芸術祭」、メイン会場のメリケンパークには4つのコンベティション入賞作品の展示があるなど見所満載で芸術の秋にぴったり。潮風を感じながらお子さんと散策するのもよし、グリーンが基調のレトロなバス「シティループ」で神戸の観光名所を回るのもおススメです。

【データ】「神戸ビエンナーレ」(兵庫県)
HP: http://www.kobe-biennale.jp/

紅葉の下、鹿と触れ合う?県庁の屋上も穴場~「奈良公園」(奈良県)

奈良公園といえば、野生の鹿がいることで有名。鹿せんべいをあげたり、大きな東大寺の大仏は子ども心にも印象に残るようです。また紅葉の名所でもあり、ナンキンハゼは10月から、モミジは11月中旬から12月まで楽しめます。敷地が広いこともあり、紅葉シーズンといえどもどこかのんびりとした雰囲気なのも、子連れには嬉しいところ。奈良公園内に位置する県庁の屋上は、無料で開放されています。五重塔なども近くに見える穴場スポットです(開放日は県庁のHPで確認)。

【データ】奈良公園(奈良県)
http://nara-park.com/

街中にある憩いの場。子どもも大人も楽しめる「天王寺動物園」(大阪府)

街中にある憩いの場。子どもも大人も楽しめる「天王寺動物園」(大阪府)

阿倍野ハルカスにも近い、大阪市内の街中にある天王寺動物園。約11ヘクタールの園内には、200種類の動物を飼育していて、生息の様子が再現された展示が人気です。秋は気候も良く動物園でのんびりするには最適。中でもおススメはアフリカサバンナゾーンの草食動物エリア。動物までの距離も近くて、小さなお子様も喜びそうです。餌やおやつの時間にあわせていくとより楽しめます。ディープな大阪を堪能したいなら、通天閣へ訪れてみるのもいいでしょう。最近は外国人観光客や親子連れでにぎわいます。

【データ】天王寺動物園(大阪府)
HP:http://www.jazga.or.jp/tennoji/index.html

2015年、関西地方の紅葉見頃は?

紅葉の名所が多い京都は地域にもよりますが、11月中旬から12月にかけて見頃を迎えるところが多いようです。トロッコが走る保津峡も11月下旬から12月初旬、奈良県も平地は11月から12月にかけてが紅葉の最盛期。兵庫県や大阪府の山間部は、既に見頃を迎えている所も多く、楽しめるのは11月いっぱいというところが多くなっています。 『全国観るなび~(公)日本観光振興協会運営』なら、各地の紅葉スポットや見頃、また色づき情報も週一回更新があるので便利です。

【データ】全国観るなび~(公)日本観光振興協会運営
HP:http://www.nihon-kankou.or.jp/kouyou/

著者

旅行ジャーナリスト 村田和子
旅行ジャーナリスト 村田和子
1969年生まれ、1児の母。新聞・雑誌・テレビ等で、消費者目線で役立つ情報を提供し、旅行サイトや宿のアドバイザーとしても活躍。2011年、子連れで47都道府県を制覇した経験から、家族旅行を応援するサイト「家族deたびいく」の運営開始。2013年、子どもの成長と家族の絆を深める「村田和子式 親子の旅育メソッド」を発表。家族旅行のスペシャリスト。