3歳からの旅育
風になびくすすき、アートスポットなど親子で楽しむ秋旅【中部・甲信越】
秋旅特集第3弾は、子どもと行きたい秋の中部・甲信越のスポット。自然あふれる地域は、秋の移ろいを感じるにはもってこい。アートなスポットも沢山あります
秋のすすきが風になびく絶景を親子で「稲取細野高原」(静岡県)
稲取細野高原はすすきの名所で「すすきイベント」は11月15日まで開催されています。様々な出店がある他、標高400mのイベント広場から標高800mの絶景ポイントまでは無料のシャトルバスが運行(片道10分)します。風になびくすすきの向こうに、青々とした相模湾と秋の空が広がる期間限定の絶景が楽しめます。一帯は温泉地が多く、稲取市内の文化公園には「雛の館」がプレオープン。一足早く「つるし雛」も見ることができます。
【データ】稲取細野高原(静岡県)
HP: http://www.e-izu.org/site_susuki/index.html
アートトリエンナーレは終わっても、楽しみ満載~越後妻有 大地の芸術祭の里(新潟県)
越後妻有 アートトリエンナーレ2015は、9月で終了。でも一帯の里山には、野外の常設展示が多くあり、一部作品は秋も公開をしています。人気のイベントだけに、アートトリエンナーレ会期中は混雑していた作品やレストランなども、今の季節なら親子でゆっくり楽しめます。秋ならではイベントもあり、また雪深い地域だけに、冬支度をする里山の様子などもお子様にはきっと新鮮に映ることでしょう。
【データ】越後妻有 大地の芸術祭の里(新潟県)
HP:http://www.echigo-tsumari.jp/
科学を身近に。11/7は”ライトダウンやまなし”のメイン会場に~山梨県立科学館(山梨県)
11/7(土)は「天の川が見える星空を次世代の子どもたちに」を合言葉に、必要のない照明を消し星空を取り戻すイベント「ライトダウンやまなし」が山梨県の甲府盆地を中心とした地域で開催されます。1年に1度の特別な時を親子で過ごしてみてはいかがでしょう?科学を楽しく学べるスポットとしておススメの山梨県立科学館は「ライトダウンやまなし」のメイン会場。通常営業が終了した後、18時から再び開館。星空コンサートやワークショップ、そしてライドダウンやまなしの実施時間には、星空観測会も実施予定です。親子でとびっきりの星空を眺めて見てはいかが?
【データ】山梨県立科学館(山梨県)
HP:http://www.tef.or.jp/kopgp/index.jsp
【データ】ライトダウンやまなし(山梨県)
HP:http://www.tef.or.jp/kopgp/index.jsp
アートな秋を満喫できるクレマチスの丘(静岡県)
クレマチスの丘にある、フランスの画家ベルナール・ビュッフェ美術館には、体感型の「ビュフェこども美術館」があります。ヘンシンコーナーでは、ビュフェの作品の一部にお子さんがなれたり、木のボールプールで遊んだり、五感に響くアートを触れ合える工夫があります。クレマチスガーデンのヴァンジ彫刻庭園美術館は、緑の芝生に彫刻がある広々とした空間。お洒落なカフェなどもあり、お子様連れでアートな一日を過ごすのにぴったりです。
【データ】クレマチスの丘(静岡県)
HP:https://www.clematis-no-oka.co.jp/
2015年、中部甲信越エリアの紅葉は?
長野県軽井沢は11月上旬までが紅葉シーズン。岐阜県の恵那峡県立自然公園は11月上旬から中旬が紅葉の見頃で、遊覧船から眺める渓谷の紅葉が人気です。石川県の兼六園は11月下旬から、静岡県や愛知県の太平洋側では、12月まで楽しめるところも。山間部の紅葉は、標高により見頃を過ぎたところもありますので、『全国観るなび~(公)日本観光振興協会運営』などで、週一回更新される色づき情報などを参考に計画するといいでしょう。
【データ】全国観るなび~(公)日本観光振興協会運営
HP:http://www.nihon-kankou.or.jp/kouyou/
秋旅のヒントはいかからどうぞ
3歳からの旅育~秋編~実りの秋、紅葉の秋。芸術も!
著者
- 旅行ジャーナリスト 村田和子
- 1969年生まれ、1児の母。新聞・雑誌・テレビ等で、消費者目線で役立つ情報を提供し、旅行サイトや宿のアドバイザーとしても活躍。2011年、子連れで47都道府県を制覇した経験から、家族旅行を応援するサイト「家族deたびいく」の運営開始。2013年、子どもの成長と家族の絆を深める「村田和子式 親子の旅育メソッド」を発表。家族旅行のスペシャリスト。