3歳からの旅育
水族館では夏限定の体験も。子どもは野生のイルカと対面してニッコリ【沖縄・九州】
夏の旅育特集、初回は、沖縄・九州のスポットを紹介します。沖縄美ら海水族館のある海洋博公園、野生イルカのみられる天草など、子どもと夏を楽しむスポット満載でお届けします。
丸ごと沖縄を感じる~海洋博公園&沖縄美ら海水族館
「沖縄の自然の神秘をありのままに」がテーマの沖縄美ら海水族館。巨大アクリルパネルの水槽には、全長8.5mのジンベエザメが泳ぎ迫力満点!夏休みには子ども向けにマナティー体験学習や、ウミガメ飼育体験などのプログラムもあり、楽しみが倍増。また水族館がある一帯は、昭和50年に開催された海洋博の跡地。他にも、トロピカルな植物が迎える熱帯ドリームセンターや3000人が泳げるという真っ白な砂浜が美しいエメラルドビーチなど魅力が満載。子どもと一日遊んで学べるスポットです
【データ】海洋博公園&沖縄美ら海水族館【沖縄県】
HP: http://oki-churaumi.jp/index.html
野生のイルカに子どもが喜ぶ「天草イルカウォッチング」
熊本県天草は、野生のイルカが多く生息。イルカウォッチングでは、かなりの高確率でイルカと出会えます。
好奇心旺盛なイルカたちは、船を見つけると「遊んで~」と言わんばかりに、向こうから寄ってきて、子どもが喜ぶこと間違いなし。また天草までのアクセスは美しい景色を見ながら沢山の橋を渡っていく陸路、海風を感じながらプチクルージング気分が味わえる船、福岡からは、可愛らしいデザインの飛行機でファンの多い天草エアラインなど、多彩。子どもを相談しながら道中もぜひ楽しんで。
【データ】天草観光協会~イルカウォッチング(熊本県)
HP: http://www.t-island.jp/p/spot/category/play/c2010
九州の絶景を子どもと満喫「やまなみハイウェイ」
湯布院(大分県)と阿蘇一宮町(熊本県)を結ぶ県道11号は、やまなみハイウェイと呼ばれ、くじゅう連山を望む長者原などビュースポットが多く、ファミリーにもおススメのドライブコース。自然や歴史が体感できるスポットも点在し「久住高原 スカイパークあざみ台」は360度の絶景が楽しめ、タデ原湿原には2.5キロの自然散策路も整備されていて、湿原に咲く珍しい花の観察もできます。牧場も多く、動物と触れ合ったりソフトクリームをほお張ったり、「夏」をお子さんと一緒に楽しんでくださいね。
【データ】阿蘇くじゅう国立公園 長者原ビジターセンター(熊本県)
HP:http://kyushu.env.go.jp/nature/tyojyabaru/index.html
沖縄の夏の風物詩「エイサー」。子どもと一緒にイベントへ
エイサーとは、元々沖縄で旧盆(旧暦7月15日から3日間)の最終日に踊られていた念仏踊り。下界に降りた先祖を再びあの世へ送る為に、太鼓をたたき踊りますが、決まったスタイルはないそう。最近は各地のエイサーが一堂に会するエイサー祭りなども、8月から9月にかけて沢山実施されるので、調べてお子さんと出かけてみるのもいいですね。ホテルや大きな観光施設では、エイサーを体感できる催しがあることも。沖縄の夏の風物詩をぜひお子さんと一緒に楽しんでみてくださいね
【参考】沖縄全島エイサーまつり
HP: http://www.zentoeisa.com/
海峡を挟む二つの港で開催~九州関門海峡花火大会
夏といえば花火。九州でも沢山の花火大会が開催されますが、注目は毎年8月13日に開催される「関門海峡花火大会」。合計約13,000発という規模もさることながら、海峡を挟んだ福岡県北九州市の門司港、山口県の下関で打ち上げられ、見学できるスポットも多彩。港は勿論、高台にある施設や山の上、海峡に浮かぶ島など、どこからみるかで花火の楽しみ方も変わりますから、子どもの年齢にあわせてお好みを探してみましょう。北九州側では、門司港の美しくライトアップされた街並と花火のコラボも楽しめます。
【データ】九州関門海峡花火大会(福岡県・山口県)
HP: http://hanabi.moji-retro.com/
著者
- 旅行ジャーナリスト 村田和子
- 1969年生まれ、1児の母。新聞・雑誌・テレビ等で、消費者目線で役立つ情報を提供し、旅行サイトや宿のアドバイザーとしても活躍。2011年、子連れで47都道府県を制覇した経験から、家族旅行を応援するサイト「家族deたびいく」の運営開始。2013年、子どもの成長と家族の絆を深める「村田和子式 親子の旅育メソッド」を発表。家族旅行のスペシャリスト。