2015年は桜前線の北上が早く、ＧＷは北海道でも桜の見ごろを迎えそうです。3歳からの旅育デビュー！春編の第7回は、桜や芝桜、チューリップなどのお花見スポットに、イチオシの観光列車情報を加え、東北・北海道のスポットをお届けします。少し遅れてやってくる春を追いかけてお子さんと旅をしてみてはいかが？
参考：ウェルカムベビーの宿（東北地方）
参考：ウェルカムベビーの宿（北海道地方）

アートと桜のコラボ。お子様連れが楽しい！モエレ沼公園

ＧＷの桜の見ごろは、北海道になりそうです。数ある北海道の桜スポットのなかでも、お子様連れにおススメなのが、モエレ沼公園。広い園内は、触って体感できる野外アート作品が点在。なかでも桜に囲まれた、子どもたちの冒険場「サクラの森」の中には、７つの遊具エリアがあり、遊具はすべてイサム・ノグチ作。色とりどりの遊具は全部で126基。自然に囲まれた中、五感に響く体験は、お子様の成長にもいいこと間違いなし！

【データ】
モエレ沼公園（北海道）
http://www.sapporo-park.or.jp/moere/

展望台から眺めるピンク一色の景色は圧巻。芝桜を眺めるならここ

小高い山の斜面がピンクに染まる壮観な景色に、親子で感動すること間違いなしのスポットが「ひがしもこと芝桜公園」。展望台から眺める景色も壮大で山にある鳥居までピンク色で面白い！園内遊覧車を使えば、小さなお子様も展望台まで楽々アクセスＯＫ。5月3日から6月7日までは芝桜まつりの期間中で、ゆるキャらなどが登場する様々なイベントが催されます。5月下旬にはライトアップされ夜の観覧も。でも子ども連れなら、やはり日中がおススメ。芝桜の中を走るゴーカートや釣りぼり体験なども、ぜひ楽しんで。

【データ】
ひがしもこと芝桜公園（北海道）
http://www.shibazakura.net/

子どもと一緒に宮沢賢治の世界を体感～春の鉄道旅行へ

JR花巻線の花巻〜釜石間を運行する観光列車。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフとしたＳＬ列車は、宮沢賢治の世界そのもの。外観には「銀河鉄道の夜」に登場する星座や動物たちが描かれ、車内では小型プラネタリウムが楽しめたり、月や星などに関する展示も。また東北の地の伝統工芸品もつかわれており、子どもから大人まで楽しめます。

【データ】
ＳＬ銀河(岩手県)
http://www.jr-morioka.com/sl/

北海道でチューリップ！お土産にした球根は家で大切に育ててみては？

190品種120万本のチューリップが咲き誇る北海道有数のチューリップスポット。風車もあり、まるでオランダのような風景を楽しめる。シーズンにはチューリップ祭りも開催され2015年は5月8日（金）～6月上旬まで。オランダの民族衣装を着て記念撮影もできるので、ぜひお子様と一緒にどうぞ。好みの球根などの購入も出来るので、お土産にして自宅で育てるのも旅育的には、おススメです。

【データ】
かみゆうべつチューリップ公園（北海道）
https://www.town.yubetsu.lg.jp/tulippark/

グリーンシーズン開始。桜も楽しめる子連れで行きたい「小岩井農場」

4月17日よりグリーンシーズンの営業を開始した「小岩井農場」。トラクターがけん引するバスに乗って森林を巡るなどの各種のガイド付の農場ツアーの他、バター作りやポニー乗馬など、牧場ならではの様々な体験ができお子様連れにおススメです。また広大な農場には、ソメイヨシノやエドヒガンなど約150本の桜もあり、お花見にもおススメ。牧場の緑と、花のピンク、空の青のコントラストが素晴らしく絵葉書のような景色が広がります。

【データ】
小岩井農場（岩手県）
http://www.koiwai.co.jp/makiba/

著者

旅行ジャーナリスト 村田和子

1969年生まれ、1児の母。新聞・雑誌・テレビ等で、消費者目線で役立つ情報を提供し、旅行サイトや宿のアドバイザーとしても活躍。2011年、子連れで47都道府県を制覇した経験から、家族旅行を応援するサイト「家族deたびいく」の運営開始。2013年、子どもの成長と家族の絆を深める「村田和子式 親子の旅育メソッド」を発表。家族旅行のスペシャリスト。