いよいよ3月14日北陸新幹線が開通し、首都圏からぐっとアクセスが良くなる北陸。春休みやＧＷに早速出かけてみようという方も多いのでは？3歳からの旅育デビュー！春編第2回は、お子様と一緒に楽しめる春の旅育~北陸・上信越編をお届けします。（写真提供：金沢市）
参考：ウェルカムベビーの宿（北陸地方）

北陸新幹線でぐっと身近に！桜が似合う街「金沢」

桜が似合う街といえば城下町「金沢」。絵になる場所が多いですが、子ども連れなら、金沢城公園、隣接する兼六園などはいかが？お城や日本庭園と桜のコラボが見事です。４月５日（土）～１３日（日）までは、兼六園の無料開放やライトアップなどのイベントも実施。時間があれば近くにある金沢21世紀美術館にも足を延ばしてみましょう。無料ゾーンでもお子さんと一緒に楽しめるはずです。

【データ】
石川県：金沢城公園・兼六園
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/index.html

春といえばチューリップ！本場富山のチューリップフェアへ

桜と並ぶ春の花といえばチューリップ。富山県砺波町は、チューリップの一大生産地で、毎年恒例の“となみチューリップフェア”が、チューリップ四季彩館で開催されます。今年は2015年4月23日（木）～5月6日（水・振休）に開催。500種類以上ものチューリップで彩られた花壇は圧巻で、一面の花に子ども達もびっくりすること間違いなし。チューリップの歴史や文化を紹介する施設やイベントもあります。子どもにも身近で人気のチューリップを親子でとことん楽しんじゃいましょう！

【データ】
富山県：チューリップ四季彩館
http://www.tulipfair.or.jp/fair/

北陸新幹線でアクセス至便な「飯山」へ！菜の花の迷路に子どもはびっくり！

長野県飯山市にある菜の花公園は、唱歌おぼろ月夜の舞台。「菜の花畑に入日薄れ……」という歌詞通り、千曲川のほとり一面に咲く菜の花は見事です。子ども達に人気なのが、菜の花の迷路。自分の背丈以上もある菜の花の中で、出口を探して冒険！見頃となるＧＷの5月3日、4日、5日には、いいやま菜の花まつりも開催されます。

【データ】
長野県：菜の花公園
http://www.city.iiyama.nagano.jp/nanohana/index.htm

富士山をバックに一面の花畑が広がる「花の都公園」

山中湖湖畔にあり30万平方メートルの敷地を有する「花の都公園」。5月上旬は、富士山をバックに一面チューリップが咲き誇る美しい景色が楽しめます。その後も、菜の花に似たキカラシ、カスミソウ、ポピー、ひまわりなど、秋まで次々と花が咲き、華やかな雰囲気に包まれます。花畑は無料エリアにあり、気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイント。有料エリア「清流の里」には、水遊び広場や、溶岩樹型地下観察体験ゾーンなど、お子さんが楽しみ学べるスポットが満載。滞在時間やお好み応じて訪れてみてはいかが？

【データ】
山梨県：花の都公園
http://www.hananomiyakokouen.jp/

世界農業遺産を走る観光列車「のと里山里海号」4/29運行開始

日本海をイメージしたブルーの車体。車内には輪島塗や珠洲焼といった伝統工芸品等が置かれる観光列車「のと里山里海号」が4/29に運行を開始します。運行区間は、七尾駅、和倉温泉駅～穴水。能登半島は、自然豊かで美しい景色が広がる地。お子さんと一緒にのんびり電車に揺られながら春の里山里海を満喫してみてはいかが？

【データ】
のと鉄道：のと里山里海号
http://www.nototetsu.co.jp/

著者

旅行ジャーナリスト 村田和子

1969年生まれ、1児の母。新聞・雑誌・テレビ等で、消費者目線で役立つ情報を提供し、旅行サイトや宿のアドバイザーとしても活躍。2011年、子連れで47都道府県を制覇した経験から、家族旅行を応援するサイト「家族deたびいく」の運営開始。2013年、子どもの成長と家族の絆を深める「村田和子式 親子の旅育メソッド」を発表。家族旅行のスペシャリスト。