冬旅特集の最後は、北海道・東北のスポットを紹介します。旭山動物園の冬期だけのイベント“ペンギンのお散歩”は3月中旬まで。他にも北海道からは、白鳥がやってくる十勝川、工場見学が楽しい白い恋人パークでのライトアップなどを紹介。東北地方からは、夜のスノーシュー体験、樹氷のライトアップイベントをピックアップ。

ペンギンの散歩は3月中旬まで【冬期営業は4月7日まで！旭山動物園（北海道）】

旭山動物園の冬の風物詩「ペンギンの散歩」は、午前11時、午後2時30分の2回実施（3月は午前のみ）。ペンギンの運動不足解消の為とのことですが、愛らしい姿を近くで観る経験はお子様の心にもグッとくること間違いなし。結構長い距離を歩くので、場所を変えて何度か見てみるのもおススメです。その他、綺麗な雪景色と動物のコラボは冬ならでは。ただし、この時期の旭川は極寒。温かい装備と雪に対応した靴でお出かけください。

【データ】旭山動物園
住所：北海道旭川市東旭川町倉沼
TEL：0166-36-1104
HP： http://www5.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/

昼は白鳥、夜は光と音のファンタジー【とふけ十勝川白鳥まつり彩凛華（北海道）】

十勝川温泉近くの十勝川河畔は、白鳥の飛来地。毎年多くの白鳥が越冬をする様子を見ることができます。また夜になると、河原の雪原には、600個を超える、電球やLEDがともり、音に合わせて様々な演出が繰り広げられます。空を見上げれば満天の星空。白銀のロマンティックな世界を堪能しにでかけてみてはいかが？ 開催期間は3月1日(日)まで。

【データ】音更町十勝川温泉観光協会
TEL：0155-32-6633
HP： http://www.tokachigawa.net/event/sairinka/index.html

工場見学に冬だけのお楽しみ【白い恋人パーク　イルミネーション(北海道)】

銘菓「白い恋人」を製造する石屋製菓の工場見学施設。有料ですが、チョコレートのミュージアムなどもあり、見応え十分。白い恋人の製造工場は、「ここが工場？」と思うほどキュートで可愛らしい空間。時間があれば、オリジナルの菓子が作れる体験工房も旅の思い出になりおススメです。また冬限定で、ヨーロッパ風の建物や、周辺がライトアップするイベントもお見逃しなく。

【データ】白い恋人パーク
住所：北海道札幌市西区宮の沢2-2-11-36
TEL： 011-666-1481
HP： http://www.shiroikoibitopark.jp/index.html

冬の夜に雪原で出会う奇跡【小岩井農場　ムーン＆スターライトウォーク】

第10回エコツーリズム大賞を受賞した小岩井農場では、環境との共生を目的に、四季折々様々な学びのツアーを実施。3月はスノーシューを履いて、ガイドと共に夜の雪原へ出発。澄んだ空には満天の星空、月や星にまつわる話を聞きながら月明りで歩く雪原は神秘的な世界。予約不要で500円という手軽さもいい。

【データ】小岩井農場まきば園
住所：岩手郡雫石町丸谷地36-1
TEL:019 -692 -4321
＜小岩井農場ムーン＆スターライトウォーク＞
開催期間：2/20～22・3/6～8・13～15　18:30～20:30
費用：大人500円　小学生以下無料（スノーシューレンタル料500円）
HP： http://www.koiwai.co.jp/eco/tour/

樹氷は2月いっぱい、スキーは春休みまで【蔵王樹氷ライトアップ（山形県）】

アイスモンスターと呼ばれる自然の芸術「樹氷」。一番美しい2月は、毎晩ライトアップイベントを実施。ロープウィーから観る幻想的な光景、そして降り立ち間近でみる樹氷は迫力満点。樹氷の成り立ちも教えてあげると旅育要素がぐんとup！昼はスキー、夜はライトアップ、宿に帰ったら雪見温泉でゆっくり……という冬ならではの過ごし方はいかが？　ライトアップは2月28日までですが、スキーは春休みまで楽しめます。

【データ】蔵王ロープウェイ
山形市蔵王温泉229-3　電話：023-694-9518
HP：http://zaoropeway.co.jp/ropeway/detail-,-id,9.html#infomation

著者

旅行ジャーナリスト 村田和子

1969年生まれ、1児の母。新聞・雑誌・テレビ等で、消費者目線で役立つ情報を提供し、旅行サイトや宿のアドバイザーとしても活躍。2011年、子連れで47都道府県を制覇した経験から、家族旅行を応援するサイト「家族deたびいく」の運営開始。2013年、子どもの成長と家族の絆を深める「村田和子式 親子の旅育メソッド」を発表。家族旅行のスペシャリスト。