赤ちゃん・子連れ旅行のHow To記事

赤ちゃん子連れ旅行こんな時は……

赤ちゃん・子連れの旅行前・旅先での体調管理

赤ちゃん・子連れの旅行前・旅先での体調管理

旅行前、あるいは旅行中に、赤ちゃんや子どもの体調が悪くなったら?考えたくないけれど、意外と多くの方が経験するのも事実。いざという時に焦らないよう、しっかりと心得はしておきましょう。

何はともあれ予防が第一。常備薬はしっかり準備

旅行前は十分に睡眠をとり、普段と変わらない生活を心がけましょう。また市販薬が使えない小さな子どもの場合は、常備薬としてかかりつけのお医者様にお薬を処方してもらっておくと万一の際にも安心です。旅先では、日常と気候が違うことも多いので、気候にあった服装を準備し、体温調整をしやすいように工夫をしましょう。

出発日直前に体調を崩したら……予約は万一の時も考えて

突然の発熱などのリスクは、子連れ旅行にはつきもの。旅行出発前に調子が悪くなった場合には、体調第一で延期も検討しましょう。その際キャンセル規約(いつから何%かかるか)を確認し、「〇日までに熱が下がらなかったらキャンセルする」等、判断のタイミングを見定めて。子どもが小さなうちはこういったリスクは多く、旅行代金の安さだけではなく、変更やキャンセルの融通がきくかどうかの柔軟性も視野に入れて申し込むことも大切です。

病気などやむを得ない事情の場合は、キャンセルについて配慮があることも

宿泊施設によっては、やむを得ない事情で日程変更の場合は、キャンセル料を免除、あるいは食事代など実費のみで対応してくれるケースもあります。あくまでこれは、宿側の好意になりますが、日程をずらして行く場合は、その旨も申し出て相談をしてみましょう。ツアーの場合は、インフルエンザなど他の方への感染が懸念される場合や、やむを得ない傷病等の際には医師の診断書があればキャンセル料が免除されることもあります。パンフレットに掲載がないか確認しておきましょう。

旅先で子どもが体調を崩したら?そんな時はどうする?

旅先で具合が悪くなったら、宿のフロント等に相談し救急病院を紹介してもらうのがいいでしょう。万一の時の為に、保険証、乳児医療証、母子手帳は旅先にも必ず持参するのを習慣に。また、多少の体調不良は、かかりつけの小児科で処方してもらった薬で様子をみる、宿にある備品(水枕や体温計など)を貸りて対処するのもいいでしょう。また国内でも救急病院が近くにない場所も多くあります。心配な場合は、予め宿泊施設を選ぶ際に、近くに病院があるかどうかもチェックして選ぶと安心です。

著者

旅行ジャーナリスト 村田和子
旅行ジャーナリスト 村田和子
1969年生まれ、1児の母。新聞・雑誌・テレビ等で、消費者目線で役立つ情報を提供し、旅行サイトや宿のアドバイザーとしても活躍。2011年、子連れで47都道府県を制覇した経験から、家族旅行を応援するサイト「家族deたびいく」の運営開始。2013年、子どもの成長と家族の絆を深める「村田和子式 親子の旅育メソッド」を発表。家族旅行のスペシャリスト。