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赤ちゃん子連れの旅行準備

赤ちゃん・子連れ旅行で知って便利~気温と服装の関係&防寒対策

赤ちゃん・子連れ旅行で知って便利~気温と服装の関係&防寒対策

旅行では、どんな服装を準備したらよいか迷うことが多いですよね。季節の変わり目は、尚更です。今回は旅行の計画時に知っておくと便利な「気温と服装」の関係、及びこれからの時期に役立つ防寒対策について紹介します。

赤ちゃん・子連れ旅行で知っておくと便利~気温と服装の関係

赤ちゃん・子連れ旅行で知っておくと便利~気温と服装の関係

天気予報で「気温」は分かるものの「それで、結局どんな服装がいいの?」となることはありませんか? そんな時に知っておくと便利なのが「気温と服装の関係」。5℃刻みで覚えやすいので頭に入れておくと、旅はもちろん、日常生活でも役立ちます。ただし、あくまでこれは目安。夜間の外出が多い場合や海辺への旅などの場合には装備を厳重にするなど、過ごし方をイメージしながら準備をしましょう。

旅行では温度調整がしやすい重ね着が基本

特に季節の変わり目など、気温の上下が激しい場合には、重ね着で調整しやすい服装を心がけましょう。また冬は、外は寒いですが屋内は暖房がきいて暑いということも少なくありません。汗をかいて冷えると風邪の引き金になりますので、こまめに脱ぎ着できるように工夫することが大切。旅では薄手で保温ができるものが重宝します。ヒートテックの物は薄手で保温効果が高く冬場の旅では役立ちます。また、ナイロンやポリエステルのアウターは、軽く嵩張らない上に風を通さないため、一枚羽織るだけで保温効果がupする優れもの。旅には是非一枚持っていきたいアイテムです。子どもは一般的に汗をかきやすい傾向にある為、大人よりも薄着で丁度良いことも。様子を見ながら上手に調整をしてあげましょう。

防寒の基本は、顔・頭・手など露出する部分を少なくする

防寒の基本は、露出を出来るだけ少なくすること。首から顔にかけては、マフラーやネックレストが便利です。緊急の場合にはマスクをするだけでも効果があります。頭については、帽子が防寒に効果があります。その際、気を付けたいのが「耳」。寒い地域では耳が冷えて子どもが痛がることも多いので、耳まで隠れる帽子、あるいは耳あてがあると便利です。フードつきのアウターを着用するのもいいでしょう。 手袋は防寒であればニット製などで充分な事も多いのですが、雪がある場合には、厚手で撥水性素材のものがベストです。子どもは雪が大好き。ニットの手袋だと、いつの間にか雪を触りビショビショ……なんてこともあるので注意しましょう。

防寒の要は足元。靴にも注意して下半身を冷やさない。

防寒において、足元は要といえます。上半身をどんなに暖かくしても足元が冷えると効果は半減。タイツや靴下、特に寒い時や場所ではレッグウォーマーなどでしっかり保温し、ベビーカーの場合はひざ掛けを準備する等、足元を冷やさない工夫をしましょう。寒冷地では、裏が起毛やフリースで表がポリエステル等、風を通さない素材のズボンが、保温性も高く重宝します。また靴も、靴底に厚みがあると地面からの冷えは緩和されますし、インナーがボアなどの起毛だと、空気を含み保温効果が増します。靴を選ぶ際に気を付けてみてあげるといいでしょう。

著者

旅行ジャーナリスト 村田和子
旅行ジャーナリスト 村田和子
1969年生まれ、1児の母。新聞・雑誌・テレビ等で、消費者目線で役立つ情報を提供し、旅行サイトや宿のアドバイザーとしても活躍。2011年、子連れで47都道府県を制覇した経験から、家族旅行を応援するサイト「家族deたびいく」の運営開始。2013年、子どもの成長と家族の絆を深める「村田和子式 親子の旅育メソッド」を発表。家族旅行のスペシャリスト。