赤ちゃん子連れで海外旅行
準備は万端?赤ちゃん・子連れで海外旅行。出発前にこれだけは
まもなくGW。赤ちゃん連れや子ども連れで海外旅行を計画されている方も多いことでしょう。今回は、そんな海外旅行お出かけ前にチェックしたい飛行機のサービスやチェックポイントを紹介します。
赤ちゃん・子連れで飛行機なら、横並びの席は必須!
小さなお子様連れの場合は、何かと手がかかるのでパパ&ママが隣になるように座席を指定すると安心です。航空券を単体で手配している場合は、座席指定を事前に必ずすること。ツアーの場合はオプション(※有料のケースも多い)で隣席を確約してくれるものもあります。また航空会社の予約番号がわかれば、座席指定をWebで自分で出来る航空会社もありますので、詳しくは利用する航空会社のホームページ等で確認を。またJALなら72時間前、ANAなら24時間前からWebチェックインをすることで座席指定が可能になります。
機内の赤ちゃん・子ども向けサービスは事前予約
機内では様々な赤ちゃん・子供向けサービスが提供されています。「どんなサービスがあるのか?手配はいつまでか?」を確認し、早目に申し込みをしましょう。手配は航空券を単体で手配した場合は各航空会社のコールセンターへ、ツアー利用の場合は旅行代理店へまずは連絡を。
※子ども向け機内サービス例(日系エアラインの例)
ベビーバシネット(赤ちゃん用ベッド…体重10.5kgまでの、2才未満の赤ちゃん対象)
チャイルドシート貸出
子ども用の機内食(ベビーミール2種類、チャイルドミール1種類)
アレルギー対応の機内食(日本発便でのみ、離乳食もアレルギー対応可)
紙オムツ(特定メーカー、サイズ制限有)
空港の子ども向けの施設を確認
子ども連れの場合は、余裕を持って移動をするため、空港での待機時間も長くなりがち。大きな空港なら、子供が出発まで楽しめるキッズパークや、子連れで楽しめるお洒落なカフェ、エアラインをテーマにしたミュージアムなどもありますから、事前に調べておきましょう。混み合う時期には、簡易のキッズパークを設ける空港もあります。多くの空港に設置されている展望デッキもおススメです。無料、もしくは数百円で飛行機乗り発着を眺められ、体を動かせるぐらいのスペースはあります。フライト前の気分転換にぜひ。
長いフライトでは、優先搭乗を有効活用
3歳未満の子ども連れの場合、一般の人よりも先に機内にはいれる優先搭乗があります。長時間のフライトとなる海外旅行では是非利用を。空いている機内は子連れでも動きやすく、座席上の棚も確実に近くを確保できます。手元に置いておく荷物、座席の上に収納する荷物など長時間のフライトに向けて準備を整えましょう。特に帰国便は、お土産が多く収納棚も混雑します。出遅れると座席から遠い棚に荷物を入れられてしまうケースもあり、子連れだと不便を感じることもあります
機内では、おむつ替えシートのあるトイレを確認し挨拶を
搭乗したら、おむつ替えシートのあるトイレを客室乗務員に確認し、挨拶をしておくといいでしょう。何かと手のかかる小さな子連れの場合、客室乗務員に御世話になることも多くあります。また赤ちゃん連れの場合は、周りの方に挨拶をしておくのも忘れずに。ただし言葉を理解できる年齢のお子さんなら、まずは本人に「機内では静かにしようね」という声掛けをするのが先です。そういった様子を見た周りの人は、万一の際にも理解を示してくれることも多くあります。
著者
- 旅行ジャーナリスト 村田和子
- 1969年生まれ、1児の母。新聞・雑誌・テレビ等で、消費者目線で役立つ情報を提供し、旅行サイトや宿のアドバイザーとしても活躍。2011年、子連れで47都道府県を制覇した経験から、家族旅行を応援するサイト「家族deたびいく」の運営開始。2013年、子どもの成長と家族の絆を深める「村田和子式 親子の旅育メソッド」を発表。家族旅行のスペシャリスト。