赤ちゃん子連れで海外旅行
赤ちゃん・子連れで海外旅行!渡航先・時差ボケ・飛行機移動など気になる疑問を解決
赤ちゃん・子連れで海外旅を検討されている方も多いことでしょう。でも、いざ計画となると、子どもの体調、飛行機で長時間の移動、時差ボケ、現地での過ごし方など、不安も沢山出てきます。今回は、赤ちゃん・子連れで海外旅行をする際に気になるポイントを解決します。
赤ちゃん・子連れで海外旅行。快適な旅先のポイントとは?
赤ちゃん・子連れで海外旅行を計画する際に、気を付けたいポイントは以下5つ。子どもの年齢や日頃の状況も踏まえ、無理のない旅先や行程を選びましょう。
✓所要時間
✓日本との時差
✓現地の季節(気候)
✓医療・衛生状況
✓治安・安全面
赤ちゃん・子連れで海外旅行~現地までのフライト時間と時差が鍵
赤ちゃん・子連れでの旅は、国内外問わず移動時間は短い方がよいのはご承知の通り。フライトの所要時間に加え、家から空港まで、現地空港からホテルまでの移動も考慮し、トータルで無理のないスケジュールを心がけて。また海外ならではのチェックポイントが日本との時差。フライト時間が長めでも、時差があまりないオーストラリアなどは、比較的行きやすい場所です。反対に子連れに人気のハワイは19時間の時差があるので(ハワイの方が19時間遅れ)、出発1週間前ぐらいから現地時間を意識し、少しずつ就寝・起床等の生活リズムを調整して対策をしましょう。子どもの負担を和らげる為にも、旅行日数も長めにするのがおススメです。
赤ちゃん・子連れで海外旅行~現地の季節や気候をチェック
子どもが小さなうちは、できるだけ日常の環境に近い場所を選ぶのが大切。旅先の季節や気候は、手配する前に確認を。寒い所へ向かっていくよりは、暖かい場所を目指して行く方が、体調面でも心配は少なくおススメです。南半球への旅は季節が逆となりますので、特に夏場は(※現地は冬)注意が必要です。また同じ季節でも、極端に暑い、寒いという場所は、赤ちゃん・子連れ旅行の旅先としては不向き。現地で子どもが体調を崩すと、せっかくの旅も台無しになりますから、子どもが快適に過ごせることを第一に計画をしましょう。
抵抗力が弱く予防接種もまだの乳幼児。海外旅行先は衛生状況が良い国を選んで
赤ちゃんや小さな子どもは、抵抗力が弱く、予防接種を終えていないものもあるかと思います。日本では、ほとんど発症例のない伝染病が、海外では日常的に発症していることは珍しくありません。衛生面や流行の病がないか、万一の際の医療体制が整っているか等を確認し、どんなに魅力的な場所でも、不安があれば、赤ちゃん・子連れで訪れるのは避けるべき。また蚊が媒介する病気も多い為、行先によっては虫よけや服装も長袖などにするなど配慮も必要です。
治安・安全面は、外務省のページで確認。身動きがしにくい子連れは狙われやすい
気持ちの負担を減らし、現地でゆっくりするために、治安のよい国を選び、ホテルの場所等も安全に配慮するようにしましょう。外務省の海外安全ホームページでは、渡航先の危険情報が4段階で示され、犯罪のケース、注意すべき場所・行動、被害に遭った場合の連絡先などが詳しく書かれています。犯罪は、手口を知っておくことで予防できるものも多くあるので、確認しておくといいですね。子連れは身動きがとりにくく、犯罪者に狙われやすいもの。特に空港とホテル間の移動は、スーツケースなど大きな荷物もある為、注意が必要です。安全に移動できる交通手段や乗り場などは、予め調べておくといいでしょう。
いかがですか?赤ちゃん・子連れで海外旅行は、大変なことも多いですが得られることも多いもの。ぜひ準備を万端にしてチャレンジしてみてくださいね。
著者
- 旅行ジャーナリスト 村田和子
- 1969年生まれ、1児の母。新聞・雑誌・テレビ等で、消費者目線で役立つ情報を提供し、旅行サイトや宿のアドバイザーとしても活躍。2011年、子連れで47都道府県を制覇した経験から、家族旅行を応援するサイト「家族deたびいく」の運営開始。2013年、子どもの成長と家族の絆を深める「村田和子式 親子の旅育メソッド」を発表。家族旅行のスペシャリスト。