赤ちゃん・子連れ旅行のHow To記事

赤ちゃん子連れ旅行こんな時は……

冬の赤ちゃん・子連れのお出かけで気を付けたい5つのこと

冬の赤ちゃん・子連れのお出かけで気を付けたい5つのこと

冬は期間限定の自然の魅力も多く、お子様の旅育にもおすすめです。でも、冬のおでかけは、何かと気になることも多いもの。無理がきかない赤ちゃんや子連れでの旅行なら尚更です。冬に赤ちゃん・子連れで楽しく旅をするために、抑えておきたいポイントをご紹介します。

万一の時のために、変更・キャンセル規定は要確認!

急な熱や体調不良は、子連れ旅行の大敵。冬場はどうしてもリスクが高まりますから、変更やキャンセル規定も頭に入れて手配をしましょう。一般に安い商品は変更やキャンセルがきかないものが多くあります。 ,

いつからキャンセル料がかかるかは、旅行決行の有無を判断する大切な情報ですから、しっかりチェックして。直前まで変更やキャンセルができれば、お子さんの様子にあわせて計画の練り直しもできます。

旅先の天気予報は必ずチェック

旅先の天気予報は必ずチェック

旅先の天気予報は必ず確認し、旅の準備、あるいは旅先での計画なども、状況にあわせて柔軟に対応をしましょう。特に雪の予報があるときは、お子さんやご自身の足元(靴)の装備、手袋なども用意して。

車の場合はスタッドレスタイヤの準備や道路状況のチェック、公共交通機関を利用するなら、運行状況の把握や万一欠航や運休した場合に、どういった対応ができるかを事前に確認しておきましょう。慣れない旅先での無理は厳禁。安全第一で、予定などもいくつか選択肢を用意しておくといいですね。

赤ちゃん・子供の服装は、温度調整をしやすい重ね着スタイルで

赤ちゃん・子供の服装は、温度調整をしやすい重ね着スタイルで

冬場は厚着をさせてしまいがちですが、北国でも建物の中や電車の中は、暖房でとても暑いということはよくあります。温度調整がうまくいかないとお子さんのぐずりの原因になる他、汗をかいて冷えれば風邪をひいてしまうことも。重ね着スタイルで、適宜温度調整をできるように工夫しましょう。

長めの旅行、調子が今一つというときは常備薬を処方してもらう

長期の旅行、あるいは病気というほどではないけれどなんとなく体調がいまひとつ……というときは、かかりつけのお医者様にみてもらい、状況により薬を処方してもらいましょう。

もちろんその時点でドクターストップがかかったら、旅は延期して。インフルエンザなどの感染が強い病の場合、飛行機を利用するツアーなら、医師の診断書でキャンセル料が免除になることもあります。

お子さんの様子を見ながら無理のない過ごし方を

お子さんの様子を見ながら無理のない過ごし方を

旅先で体調不良になると、お子さんは勿論、家族皆が辛いもの。冬場はお子さんの様子をいつも以上に気にかけて、時には潔くあきらめることも大切です。やり残したこと、できなかったことは残念ではありますが、「次の旅の楽しみにとっておく」ぐらいの気持ちを、赤ちゃん・子連れの旅では持ちたいところ。

子連れ旅行は計画通りに行かないことも多いですが、後で振り返ると、そうったことが強く記憶に残り共通の思い出になったりします。

著者

旅行ジャーナリスト 村田和子
旅行ジャーナリスト 村田和子
1969年生まれ、1児の母。新聞・雑誌・テレビ等で、消費者目線で役立つ情報を提供し、旅行サイトや宿のアドバイザーとしても活躍。2011年、子連れで47都道府県を制覇した経験から、家族旅行を応援するサイト「家族deたびいく」の運営開始。2013年、子どもの成長と家族の絆を深める「村田和子式 親子の旅育メソッド」を発表。家族旅行のスペシャリスト。