赤ちゃん・子連れ旅行のHow To記事

赤ちゃん子連れ旅行スタイル

赤ちゃんの首が座ったら、ママの疲れを癒すご褒美旅へ

赤ちゃんの首が座ったら、ママの疲れを癒すご褒美旅へ

生後4か月ぐらいになると、赤ちゃんの首も座り、おでかけがしやすくなります。同時に、出産後ずっと気を張って頑張っていたママの疲れもピークになるころ。是非ママの心身のケアを目的に旅を計画しましょう

赤ちゃん歓迎の宿を探して、ママの癒しの旅へでかけよう

ママの癒しが目的なら、安心して赤ちゃんと寛げる宿を選びたいですね。室内の環境や、どんな貸出グッズがあるか、またホスピタリティはどうかもチェックしたいところです。「ウェルカムベビーの宿」は、施設やサービスなど100項目にわたり、専門家がママ目線で厳選した宿のみを認定しているから安心です。全国各地にあるので、近場にないか探してみるといいでしょう。また不安なことがあれば、迷わず電話をしてみて。旅行中も安心できますし、万一電話対応が今一つなら他の宿を選択するのも手です。フィーリングがあうかどうかは宿選びの重要なポイントです。

滞在時間が長い客室は居心地にこだわって選ぼう

赤ちゃんは昼寝の時間も多く、どうしても客室で過ごす時間が長くなります。その為、赤ちゃん連れの旅では、客室の眺望や広さ、設備など、少し奮発してでも好みに合った客室を選ぶことをお勧めします。例えば海辺ならオーシャンビューの客室、温泉地なら部屋に温泉の風呂がついている客室もいいでしょう。特に温泉があると、赤ちゃんの様子を見ながら好きなタイミングで入浴ができますし、赤ちゃんの入浴もパパの手を借りられるので助かります。

パパに赤ちゃんをお願いし、ママは1人時間を満喫

赤ちゃんが産まれると、ママは自分の為に割く時間がなくなります。旅先では、パパに赤ちゃんをお願いして、ほんのひとときでも自分のリフレッシュの時間を確保しましょう。ひとりでお茶をしたり、読書をしたり、あるいはエステやリラクゼーションを受けたり……きっと気がつかないうちに疲れがたまっていることを認識するはず。パパは赤ちゃんと二人の時間を過ごす中で、日常では気が付かない子どもの様子を発見したり、あるいはママの日頃の大変さを痛感したり……旅行を機に育児に対して積極的になるパパも少なくありません。1人時間を満喫した後はパパに御礼を言うのも忘れずに。

時には夫婦二人で食事を楽しむのもおススメ

食事は旅の醍醐味。でも赤ちゃん連れの食事は、ママとパパ、交代で御世話をして落ち着かないことが多いもの。旅先ぐらい、夫婦水入らずゆったりと食事を楽しんでみてはいかがでしょう? 最近は30分単位など短時間だけの託児をしてくれる宿も増えています。赤ちゃんは保育の専門家に任せ、夫婦でじっくりと向き合う時間を持つのも大切なこと。利用に際しては、評判などをチェックし、年齢や利用時間、料金、予約が必要か否かなども確認を。また部屋食なら、赤ちゃんが眠るタイミングを見計らって夕食をスタートするのも、のんびりと食事が頂けておススメです。

ママが元気でこそ、子育てはうまくいく

赤ちゃん連れでの旅行や、旅先で赤ちゃんを預けることに引け目を感じるママ&パパもいるかもしれません。でも、どんなに可愛い我が子でも、子育ては思い通りにいかないことも多く、本当に大変。子どもと向き合う中でストレスを溜めて、いつの間にかママの健康が損なわれてしまっては大変です。育児は長丁場ですから、上手にストレスを発散する方法を知ることはとても大切。旅は日常から離れ心身のリフレッシュをするには最適。ママが元気でいてこそ、子育てもうまくいきます。ぜひ上手に旅を活用してみてくださいね。

著者

旅行ジャーナリスト 村田和子
旅行ジャーナリスト 村田和子
1969年生まれ、1児の母。新聞・雑誌・テレビ等で、消費者目線で役立つ情報を提供し、旅行サイトや宿のアドバイザーとしても活躍。2011年、子連れで47都道府県を制覇した経験から、家族旅行を応援するサイト「家族deたびいく」の運営開始。2013年、子どもの成長と家族の絆を深める「村田和子式 親子の旅育メソッド」を発表。家族旅行のスペシャリスト。