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赤ちゃん連れで旅デビュー~ママ&パパの心構え

赤ちゃん連れで旅デビュー~ママ&パパの心構え

昨今は、赤ちゃん連れでも旅行がしやすい環境が整っています。日頃頑張っているママ&パパの癒しもかねて、ぜひ家族で出かけられてみてはいかが? 今回は、初めて赤ちゃん連れの旅をする際に心に留めておきたい、ママ&パパの心構えをご紹介します。

赤ちゃんと連れの旅行。首がすわってからがおススメ

赤ちゃん連れの旅行デビュー、いつにするか悩みますよね。移動は、少なからず赤ちゃんに負担がかかります。また、ママ&パパも育児に不慣れなまま公共の場に出るのは、負担が大きく疲れてしまうことも多いもの。デビューは、育児にも慣れ、ママの疲れがピークを迎える「生後4カ月ごろ、首が据わってから」がおすすめです。首が据わるとお出かけも随分楽になりますので、息抜きを兼ねて旅をしてみてはいかが?

赤ちゃん連れの旅行デビューは近場で、ちょっと贅沢に!

赤ちゃん連れでの旅行を決めたら、次は場所選び。赤ちゃんとの旅行は、近場で日常に近い環境が整うところがよいでしょう。移動時間は短ければ短い方がよく、2~3時間までが無理なく旅をできる目安。近場の温泉でゆっくり、あるいは近くのシティホテルなどで夜景を見ながらのんびり過ごすのもオススメです。交通費がかからない分、食事や部屋などをちょっと贅沢にすると満足度がアップ。食事は部屋食か個室なら、赤ちゃん連れでも他へ気兼ねがいらず安心です。

赤ちゃん連れなら、準備は万端に。旅行中は臨機応変に。

赤ちゃん連れの場合は、観光は移動時の休憩を兼ねてする程度にとどめ、余裕を持ったスケジュールにしましょう。車なら、高速道路のハイウェイオアシス、一般道の道の駅など、単なる休憩場所ではなく、様々な施設があるところも増えています。またベビールームが充実している観光スポットに休憩を兼ねて立ち寄るのもいいでしょう。赤ちゃん連れだと、授乳のタイミングや、寝ている時間も多く、思い通りに計画が進まないことも多々あります。準備は万端に、でも旅行中はおおらかな気持ちで、赤ちゃんの様子をみながら対応することが重要です。

パパの協力が赤ちゃん連れ旅行の成功の鍵!

日頃の家事や仕事から開放されるとはいっても、旅先でもママは大忙し。公共の交通機関での移動時、食事の時、ママだけで赤ちゃんの世話をするのには限界があります。また朝は、赤ちゃんのお出かけ準備に加え、自分の身支度なども重なり、とても大変。そんな時の強い見方がパパ。「何か手伝うよ」の一言を上手く引き出しましょう。ただ日頃から赤ちゃんの世話をしていないと、急に旅先で手伝おうと思っても旨くいかないことも(※パパが抱っこをすると泣き止まないなど)。旅行が決まったら、少しずつ慣れる機会を作りましょう。赤ちゃん連れの旅では、パパの協力が得られるかどうかが、成功の鍵といっても過言ではありません。

困ったときは、スペシャリストの手を借りて

想定外の事や困ったことが起きたら、飛行機なら客室乗務員、宿なら仲居さん等、周りにいるスペシャリストの力を借りましょう。毎日多くの赤ちゃん連れと接しているからこそ、気が付くことや冷静に対応できることも多いんです。赤ちゃん連れを積極的に受け入れをしている宿なら、こちらの要望を先回りして様々なサービスをしてくれることもあります。不安なことがあれば、事前に電話で伝える等、コミュニケーションをしておくと、旅先でも安心です。

著者

旅行ジャーナリスト 村田和子
旅行ジャーナリスト 村田和子
1969年生まれ、1児の母。新聞・雑誌・テレビ等で、消費者目線で役立つ情報を提供し、旅行サイトや宿のアドバイザーとしても活躍。2011年、子連れで47都道府県を制覇した経験から、家族旅行を応援するサイト「家族deたびいく」の運営開始。2013年、子どもの成長と家族の絆を深める「村田和子式 親子の旅育メソッド」を発表。家族旅行のスペシャリスト。