2016年がスタートしました。今年も赤ちゃん・子連れでたくさん旅を楽しんでくださいね。今回は2016年の旅行計画でチェックしたい、旅のトレンド、ならびに注目のスポットをご紹介します。ぜひ旅の参考になさってくださいね。

3連休も多く、ＧＷは1日休めば大型に

今年は、三連休が多く、旅をするには絶好の一年。土日週休二日の方なら、3連休は、1月、3月、7月、9月、10月、12月と年6回（※正月・GW除く)もあるんです。また、ゴールデンウィークの日並びは、休日が3-3-2と分断されていますが、1日有給が取得できれば大型に連休化にしやすい並びでもあります。


そして新しい祝日も制定されました。今年から、8月11日は、「山の日」で祝日になります。お盆の旅計画もしやすくなるかもしれませんね。

北海道新幹線開業で北の大地に列車でGO！

「移動も旅の楽しみ」というスタイルが注目され列車旅が大人気。そんな中、3月26日に北海道新幹線（新函館北斗・新青森間）が開業します。東京から新函館北斗駅まで、最速で4時間2分。列車なら途中下車をしながら旅ができますしお子様も席から立って気晴らしもOK。自由席なら未就学児は無料というのも子連れ旅にはうれしいところ。時間はかかりますが、お子様連れにとっては、ひとつの選択肢になりそうです。

ファミリーで楽しみたい！2016年テーマパークトピック

今年は、東京ディズニーシーが１５周年。特別イベントが実施されるほか、パークを飛び出し各地のイベントでもパレードが行われるというから楽しみです。また、よみうりランドには、「グッジョバ!!」がオープン。子どもたちが親しみやすい自動車、食品、ファッション、文具等をテーマにしたアトラクションで、三世代などにもおすすめだとか。また4月は京都交通博物館がオープン。関西で初の本格的な施設で、鉄道好きの親子連れはぜひチェックして！

今年は地方がお得？自然体験で子供の成長を育む

訪日外国人の増加もあり、都市部では宿泊施設が足りない状況。宿泊は需要と供給バランスで価格が決まるので、価格が上昇して予約もとりにくくなっています。ということで2016年は、ぜひ地方を旅してみてはいかが？四季折々の自然と触れ合える環境は、子連れ旅行に最適。最近は子供向けの体験プログラムも多く開催されています。お子さんの年齢にあわせて楽しみましょう。

国内旅行なのに異文化体験？グローバルな触れあいも期待できる

最近、海外の方を国内で見かけることが増えました。今までは海外へでかけないとなかなか外国の方と触れ合えませんでしたが、最近は日常的に、あるいは国内を旅していても外国のファミリーを見かけること、多くなりましたよね。海外の方と触れ合う体験は、子供にとっては世界を知る貴重な体験。家族連れをみかけたら、ぜひ話しかけてみましょう。話しかけるチャンスは、何か困っている時、あるいは写真を撮ろうとしているときにシャッターを押してあげるといいですよ。語学に自信がなくても大丈夫。ジェスチャーで通じあえます。

著者

旅行ジャーナリスト 村田和子

1969年生まれ、1児の母。新聞・雑誌・テレビ等で、消費者目線で役立つ情報を提供し、旅行サイトや宿のアドバイザーとしても活躍。2011年、子連れで47都道府県を制覇した経験から、家族旅行を応援するサイト「家族deたびいく」の運営開始。2013年、子どもの成長と家族の絆を深める「村田和子式 親子の旅育メソッド」を発表。家族旅行のスペシャリスト。