3歳からの旅育
親子で感動~イルミネーション西日本編2015年
いよいよ12月。クリスマスや年末年始に向け彩られた街に、気分も華やぎます。今回は2回に渡り、子どもと行きたいイルミネーションスポットをご紹介。冬の風物詩となったイルミネーションやプロジェクションマッピングは、小さなお子さんから楽しめて家族の素敵な思い出になること間違いなし。暖かくして、そして迷子にならないようにお出掛けください。
世界一のスケールをゆっくり楽しめる!「ハウステンボス~花と光の王国」(長崎県)
※写真は昨シーズンのもの
ヨーロッパの街並を再現したハウステンボスは、小さなお子様から楽しめるテーマパーク。これからの季節は特に夕刻から夜がおススメ。1300万球が光り輝くイルミネーションイベント『花と光の王国』は世界一の規模で、広大な敷地が華やかに彩られます。また、プロジェクションマッピングもパーク内の至るとこで開催され、パレードも見応え十分。それでいて敷地が広く混雑を感じないのも子連れにおススメのポイントです。ただし子連れの場合は、広い園内を上手くバスやカナルなどで移動する、あるいは欲張らずに目的を絞って見学するのもいいでしょう。
【データ】ハウステンボス~花と光の王国(長崎県)
HP:http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari/
3日間限定、10000本のキャンドルアート「海の中道海浜公園」(福岡県)
国営「海の中道海浜公園」は、水族館もあり家族連れに人気のポット。こちらで年に3日間、2015年12月23日~2015年12月25日に開催されるのが「うみなかクリスマスキャンドルナイト」。
10,000本の幻想的なキャンドルのあかりで浮かび上がるのはどんな作品なのかは、行ってみてのお楽しみ。動物たちのイルミネーションもあり、19:30からは冬の花火も打ち上げられるとのこと。親子で煌めく世界を体験しにでかけてみませんか?
【データ】海の中道海浜公園~うみなかクリスマスキャンドルナイト(福岡県)
http://www.uminaka.go.jp/candle_night/
阪神・淡路大震災の鎮魂の思いを胸に~「神戸ルミナリエ」(兵庫県)
華やかなイルミネーションで人気ですが、神戸ルミナリエは阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めて始まったイベントです。美しいルミナリエを楽しむとともに、震災の記憶をしっかりと子ども達に伝える機会としたいですね。毎年100万人以上が訪れるイベントだけに、かなり混雑をします。小さな子ども連れの場合は週末や最終日などは避けて、訪れることをお勧めします。
【データ】「神戸ルミナリエ」(兵庫県)
HP: hhttp://www.kobe-luminarie.jp/
アクセス至便で大賑わい~「OSAKA光のルネサンス2015」(大阪府)
※写真は昨シーズンのもの
大阪市内がキラキラと煌めく一年で最も美しい季節。中之島を舞台に水辺で繰り広げられる光のアートフェスティバルは今年13回目を迎えます。150mのケヤキ並木の中之島ストリートは、木々が音楽にあわせて色を変え美しく、また市庁舎や中央公会堂では、プロジェクションマッピングが開催されます。市内のオープンスペースで開催させるので、見学に料金はかからずお財布にも優しい。家族で楽しめるイベントです。
【データ】「OSAKA光のルネサンス2015」(大阪府)
HP: http://www.hikari-kyoen.com/renaissance/index.html
日本を代表するイルミネーションスポット「なばなの里」(三重県)
冬のイルミネーションスポットとして定番となった「なばなの里」。今年は100Mのトンネル「青の世界」や、アルプスの少女ハイジとコラボした、ハイジの世界を再現した作品など、新しいものも登場。初めて行く人も、リピーターも楽しめます。子連れにとって車でアクセスできる点は嬉しいのですが、渋滞や駐車場待ちなどが長い日も多いといいます。できれば公共交通機関で訪れましょう。
【データ】「なばなの里」(三重県)
HP: http://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/illumination/index.ht
著者
- 旅行ジャーナリスト 村田和子
- 1969年生まれ、1児の母。新聞・雑誌・テレビ等で、消費者目線で役立つ情報を提供し、旅行サイトや宿のアドバイザーとしても活躍。2011年、子連れで47都道府県を制覇した経験から、家族旅行を応援するサイト「家族deたびいく」の運営開始。2013年、子どもの成長と家族の絆を深める「村田和子式 親子の旅育メソッド」を発表。家族旅行のスペシャリスト。